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ミシン    - Director

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こんにちは。工場に来ています。暑いです。

今、サンプルも含め、秋冬アイテムの生産の最中です。ゆっくりとマイペースに進行中であります。何故工場に良く行くかというと、直接現場を見ることによって具体的な仕様やプロセスを確認が出来たりするし、"新しい発見"があるからです。

けたたましくミシンの音が鳴り響いております。喧騒を飛び越えて心地良く感じるくらいです。

僕の服作りにはデザインによって縫製できるミシンが限られていて、なかなか縫ってもらえない場合があるので、工場が限定されます。元来、デザインの8割はテキスタイルで決まると思っているのですが、では残りの2割は高い縫製技術だと思っています。メンズではアイテムの振り幅がない分、企画自体の枠に大きなブレが伴わないので、"デザイン"を見せるポイントとして"縫製"には細心の注意が必要です。仕上がり時の面(ツラ)に大きく差が出るからです。

小さい頃、1台の本縫いの足踏みミシンが家にありました。

僕は母が作ってくれたシャーロック・ホームズのようなツイードのコートを気に入って着ていたのを覚えています。

"愛着"とは不思議なものです。"伝えること"とはは"着て、感じてもらうこと"ですからね。

そんなあったかい既製服が作れたらと心から思っています。

kaizu.