2009.04.27
仕上げ - Director

今、製作中のデニムパンツが最終仕上げの段階です。このデニムには1点、1点最後にデザイナー自らの手で最終チェックと共に、ポケットの袋布にデニムラインであるマーキングスタンプを捺印します。いわば、アイテムが"製品"から"商品"として"魂が宿る"瞬間です。企画(前提・仮定)から商品(結果・結論)に至るまでロジカル(論理的)に取り組む習性がある僕は、相反する精神的な部分をこの作業を通して付加しようとしているのか1日かけて数十本という数をひとりアトリエで行うこの作業が僕は好きです。モノづくりを生業としている僕にとっては楽しく、とても有意義な時間だったりします。企画構想からパターンメイキング、サンプル上げを経て、そして量産、デリバリーという一連のプロセスが何ヶ月も掛かっている為か感慨します。"作る"より"育む"というか、子供の旅立ちを待つ親の気持ちに近いもかもしれません。
他から見れば"そんなこと"も僕は大事にしたいです。要は、洋服って単に消費される"モノ"でなく"ハート"ですから。
今週中には全国のディーラーからリリースします。お楽しみに!
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